- 投稿 2017/04/29
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私が沖縄に来てすぐの頃の話。
感じたこと、思ったことを残しておきたいと思ったことがあります。
いとちゃんバスで糸満に
2016年10月
空港→糸満直行のいとちゃんバスがありそのバスを使って観光に行ったんです。
市内循環バスを使いながらの糸満観光でした。
たしか、ほぼ交通費代だけでガイドもお願いできて。
本格運用前のオトク過ぎるお値段でした。
今、あるものだと↑これが近いです。
そのとき、ガイドしてくれたのが戦争体験のある「おじぃ」と、移住してこられた女性の方でした。
私たちが申し込んだコースそっちのけで(笑)
おじぃオススメのコースを回りました。
勝手にコースを変えちゃう(笑)緩いな〜って、嬉しくなったのを覚えています。
観光で感じたギャップ
その日、感じたのがギャップ。
なんというか…
私(観光客)が行きたい観光地と糸満のおじぃが語り伝えたいことのギャップ。
沖縄の人が伝えたい歴史。
戦争。
正直、私には土台となる知識が少なすぎて…ちんぷんかんぷん。
理解できない部分が多かったのです。
それにね、なんとなく「素敵な景色を見たかっただけ」のタイミングだったので恥ずかしいのですが戦争や琉球の歴史の話が入ってこなかったんです。
沖縄で見る、こんな素晴らしい景色と戦争や沖縄戦がリンクしなかったんです。
おじぃは全部を語りたいんだと思いました。
私だけの問題かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
那覇にも戦争体験を伝えたいおじぃがいた
このガイドツアーのあと那覇に滞在していたときにも
もう、戦争体験の生の声を伝えれる人が少なくなってきている。だから、できるだけ語っておきたいという話が聞こえて来たこともありました。
聞けるだけ、聞いてほしいと。
こういうとき思うんです。
私、全然
沖縄のこと、戦争のこと知らないなって。
私が、本当に残念なだけの人かもしれませんが、
本気でいろんなコトを話してくれる、沖縄の方の話を聞けるだけの基礎知識もないんですよ。
沖縄には戦争のことが残された施設もありますが、じっくり見ていないな・・・とも思うんです。
観光の時間に押されて、サクッと見て終わり。
そういう方も多いんじゃないでしょうか?
沖縄に住みはじめて思うこと
沖縄に来て、ただボーッと眺めている景色。
心癒される景色。
ここには、いろんな歴史があって、いろんな思いが詰まっているんだなって思うようになりました。
ここに住みはじめた今、「沖縄のいいとこ取り」では違うと思うようになりましたよ。