嵐の松本潤さんが沖縄エイサーの太鼓を「ハー、イーヤー」と叩いて、ビデオレターを見る。
「いちゃりばちょーでー」って言って乾杯してビールを飲む。
そんなCMありましたよね?
全国放送だったと思うのですが・・・。
そうそう、キリンビール一番搾りのCM。
私が沖縄に来た頃・・・2016年10月とかそのくらいのCMだったと思います。
コンテンツ
「いちゃりばちょーでー」
この「いちゃりばちょーでー」って意味は知っていますか?
カンパイ!じゃないですよ。
「袖すり合うも他生の縁」って言葉がありますよね?
私の解釈はこれの変形で「袖すり合ったら皆家族」みたいな感じ。
「一度会ったら皆兄弟」という人もいますね。
沖縄に来た頃
沖縄に来た頃、出会う方出会う方みんな親切で、すっごく距離が近くてビックリしたんですよね。
はじめて会った方とかも、距離が近すぎて・・・はじめは警戒してしまったんですよ。
東京でこんなことがあれば、警戒以外のなにものでもないくらい(笑)
ビックリしたこと
その中の1つのビックリした話に、私の療養や体調のことを話したら老後にもできる仕事まで考えられてしまったという・・・。
これなら、趣味で今からスタートして、60歳になっても教えていけるし、趣味の仲間もいて楽しいよって。
今思えば、この「いちゃりばちょーでー」の精神なんだなーって。
移住者の先輩も
沖縄移住の先輩たちも、この「いちゃりばちょーでー」の精神で接してくれる方も多く、みんな親切。
最初に、こんな素晴らしい考え、習慣があるんだよって教えてくれたりね。
だから、困ったら頼ってくださいねって。
コチラに来て、困ったら頼るって簡単なことも思い出しました。
もう1つ素晴らしいと思ったこと
それから、もう1つ素晴らしいなって思ったことがありました。
それが、世界のウチナーンチュ大会。
私は、沖縄に来て初めて知ったのですが・・・皆さんは、知っていますか?
世界のウチナーンチュ大会とは?
世界のウチナーンチュ大会(せかいのウチナーンチュたいかい)は、海外移民など沖縄にルーツをもつ海外の日系人を招待して開催されるイベントである。
1990年に第1回が開催。
その後、ほぼ5年ごとに沖縄県の主導のもと、継続して開催されている。目的は、沖縄にゆかりのある人々を結びつけた国際交流ネットワークを作り上げることにある。
ほぼ5年に1回のイベントが昨年あったんですよ。
しかも、沖縄で。
ホントに、世界中から沖縄に帰省してこの世界のウチナーンチュ大会を楽しまれていました。
去年、2016年開催の第6回大会では、開会式で夏川りみさんとか、閉会式ではBEGIN、ディアマンテスなど沖縄出身のミュージシャンも出演されたり、エイサーとか琉球舞踊とかも披露されたり。
それだけでなくて、沖縄県民も参加できるイベントなんかもいろんなところで行われていたんです。
スポンサードリンク
沖縄移民の歴史
そもそも、沖縄の移民の歴史をあまり知らなかったのでちょっとビックリしたりもありました。
ホントに世界各国から、沖縄に帰省してくるんですもん。
那覇市内のホテルウイークリーはほぼ満室状態で大変だったんですけどね。
沖縄から海外への移民は1900年頃から本格化し、ハワイ州、アメリカ本土、ブラジル、ペルーなんかに渡ったのだそう。
だからね、東京には行ったことはないけれど、ハワイには親戚がいるからハワイは何回か行っているっていう人もいるんですよ。
そして、その帰省してきた方がみな沖縄にルーツがあることに誇りを持っていると感じました。
だからね、日系人ではなく、沖縄県系人って言い方をするんです。
私はそこまで、自分の出身県に誇りを感じたことはなかったんですよ。
家族全員で沖縄に来て、来れて喜んでいる家族もめずらしくなかったんです。
言い表せないくらい、素晴らしいなって思ったんですよね。
http://sansin.air-nifty.com/からお借りしました。
私が海外で見た人の中には・・・
私は、海外にも住んだことがあって、海外に住んでいるけれど「(いろいろあって絶縁していて)もう日本の家族には会えない人」や「お金がなくて日本に帰れない人」なんかもたくさん見ていました。
「もう日本に帰りたくない人」も。
だから、余計に素晴らしいと思ったのかもしれません。
自分のルーツのある沖縄に家族で来れて、親戚と笑顔で再会し、沖縄県の人と交流している姿がとても印象的でした。
次は5年後?2021年かな?
一瞬、次は2020年?
東京オリンピックと同じ?なんて思ったのですが、昨年から5年後だから2021年あたりかな?
ほぼ5年後なので(笑)
このファジーな感じが素晴らしいですよね。
まとめ
沖縄には人と人のつながりや家族のカタチなど、日本人が忘れかけているもの、忘れてしまったものがたくさん残っています。
このことを話すとね、沖縄の人には当たり前すぎて衝撃らしいのです。
身体の疲れだけでなく、心の疲れも取れますよ。
沖縄に来てみませんか?
私の沖縄移住。恩納村に決めた理由 やっぱり海が見える賃貸で探したい
糸満市観光で感じた「おじぃと私」のギャップ【沖縄の歴史・戦争体験】