沖縄に台風が来ないのに、台風が発生して巨大化しながら香港に向かっていましたね。
台風が来ないと、沖縄に今年も秋が来ない?なんて話もチラホラ。
1つは直撃だったようだし・・・。
香港で台風のこと、基本的に覚えておきたいことをまとめてみました。
コンテンツ
台風シーズン
香港の台風シーズンは、だいたい5月〜10月。
沖縄よりもシーズンが長い?
特に7,8,9月は要注意です。
香港での台風の警告の仕方
香港では、台風の規模をシグナルで表します。
シグナル1
台風が800㌔圏内いに入ったという意味です。
今後の進路をチェックする段階。
シグナル3
台風が接近してきているというサイン。
フェリーが欠航になり、幼稚園も休園になります。
Tの逆さマークになったら、雨風が強く、横殴りの雨の状態ですよ。
シグナル8
シグナル8になったら、お店も閉まり、公共交通機関も一気に運休になります。
会社や学校なども、シグナル8が出た瞬間にお休みです。
バスもトラムもMTRも全て、もちろんフェリーも。
空港の離発着も、一部を除き動かなくなります。
香港では、シグナル8がいつ出るかなどの情報をニュースやアプリなんかでチェックすることができます。
なので、このシグナル8の予報が出たら、スーパーなどで食料を買いだめしたり、帰宅する準備・帰宅ラッシュが始まります。
シグナル9
シグナル9では、MTRも運休です。
暴風圏内になるため、外出はできないです。
シグナル10
シグナル10は、まさに直撃!
とにかく台風が通り過ぎるのを待つのみ!
間違っても外出しないように。
つい先日、香港でシグナル10が出ていましたね。
めったに出ることないのに・・・。
家屋の倒壊や浸水なども起こりえる、被害が出ててもおかしくない台風です。
今回のシグナル10でも被害があったようですね。
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/news/2013/TC1319/からお借りしました。
雨の色?
香港では、雨の降り方の規模を雨の色で表します。
黄雨 (アンバーレイン)
紅雨 (レッドレイン)
黒雨 (ブラックレイン)
この3段階です。
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黄雨 (アンバーレイン)
30mm/hの強い雨が続く。
紅雨 (レッドレイン)
50mm/hの強い雨が続く。
黒雨 (ブラックレイン)
70mm/hの強い雨が続く。
台風でいうシグナル8レベルの警告です。
このため、学校や会社はお休み。
ブラックレインになるという予報が出たら、帰宅ラッシュに巻き込まれることもあるので早めにホテルに帰るのをオススメしますよ。
ただ、ブラックレインだけのサインなら、ショッピングモールは営業していることもあります。
これは、ショッピングモールごとに違うので、ブラックレインのサインが出て、ショッピングモールに行くときは確認してからにしてくださいね。
SPAなんかも、営業してる所もあるかもです・・・。
AFPからお借りしました。
解除になったら?
シグナル8以上のサインが解除され、シグナル3以下になったら、2時間以内出社という取り決めもありますよ。
時間によっては、そのまま業務終了となることもあるんです。
なので、この出勤に合わせて公共交通機関のドライバーの方などは待機してくれているんです。
まとめ
日本の注意報とか警報とか避難勧告とかより、よっぽどわかりやすいと私は思います。
シグナル8以上とブラックレインという言葉を覚えてくださいね。
香港のお天気アプリなどを旅行の際にインストールしておけば、簡単に情報を得ることもできます。
香港天文台アプリ ★
香港天文台トップページ ★
慣れない旅先で台風に遭ってしまったら、無理せずに安全を確保してくださいね。
まずは、ホテルに戻ることをオススメしますよ。
【沖縄と台風】2017 沖縄旅行で台風に遭ってしまったら・・・